このページは、島根県立出雲高等学校(以下「出雲高校」と略)、島根県立今市高等女学校(以下、「高女」と略)の関西地方(大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、兵庫県、和歌山県、三重県)に在住の同窓生や教職員の集まりである「関西久徴会」(かんさいきゅうちょうかい)会員の相互交流のためのホームページです。また、同校に関係のある方々の訪問、参加も大歓迎です。

久徴(きゅうちょう)の名前の由来

出雲高校の校舎の東側にある丘を久徴園といい、同窓会の名称も久徴会と名付けられているのですが、久徴という名称は、1913年(大正2年)9月3日に奥田義人文部大臣が島根県知事高岡直吉を伴って来校視察された際に、「久徴園」と命名されたそうです。「久徴」の由来は、出展が中国の古書である四書の「中庸」からとられた言葉で、「至誠無息 不息則久 久則有徴」(中庸第26章前段)がそうであり、「故に至誠は息(や)むこと無し。息まざれば即ち久し、久しければ則ち徴あり」と読みます。

校長室の入口の上の扁額にこの文字が記されています。島田虔次氏(京大名誉教授、東洋史学)は、これを解説して、『久しければ則ち徴あり、間断なき至誠が聖人の内部に恒常状態を形成すると、それは必ず外面にもその徴験をあらわす。鄭玄(じょうげん)の注に「至誠の徳が四方に著(あら)われる」と言っているのがそれである』と述べています。(『出雲高等学校史』1990.11.30を参考)     

活動について

関西久徴会では、会員相互の親睦を図ることを目的として、2年に1回総会を開催しています。

会報を発行しています→2024年よりWeb会報へ移行

また、2024年9月まで年2回( 6月・12月)「関西久徴会」「会報」」を発行していました。
紙版最終号は63号までとし、以降はWeb会報へ移行します。