勤務が終わって、会報42号でも紹介しました「RAILWAYS」を観に行って来ました。
故郷島根の塩津小学校を舞台にした『白い船』の錦織監督が、宍道湖畔を走る「一畑電車」を題材に、家族の絆や人のつながりの大切さを描いた作品です。
都会でがむしゃらに働いてきたエリートサラリーマンの主人公が、母の病気をきっかけに故郷島根にUターン。50歳目前に、子どもの頃からの夢だった一畑電車の運転士になることを決意するというストーリーです。
故郷を舞台にした映画、故郷の風景が見られる・・・と安易な考えで観に行きました。
でも、映画のオープニングからエンディングまで、感動のしっぱなしでした。
涙腺が弱くなり、涙を拭うのが大変でした。
こんなに感動したのは久しぶりです。
「家族の絆」「人とのつながり」「人生とは?」「自分の夢は?」「本当にしたい仕事は?」・・・などなど考えさせる映画です。
就活を迎える学生のみなさんにも、仕事を考える参考になる映画だと思います。
母校もロケ地となりました。線路脇の病院は一番北にある建物<5号館>です。
長く定時制校舎として使われているこの館は、先の校舎改築時は、外装工事のみのリフレッシュが行われました。
昨年、監督からの要請で、ストーリーに見合うロケーションの建物として依頼があり、夏休みのある日に教室の一部を病室に見立てての撮影だったそうです。
有名俳優の来校に当日学校にいた者は大喜びで、とりわけ、高島礼子さんに感動の中年教師多数いたとか・・・。
是非、みなさんもご覧ください。
PS.劇場からのエレベーターの中で、「良かった」と呟くと、にっこりと初老の女性。「島根の方ですか?」と。聞いてみると、高浜(三中学区)のご出身とのこと。たまたま持参していた「会報42号」をプレゼントしました。
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