ハイキング同好会『一と百の会』からちょっと本格的に(?)山登りをと『雲山会』ができました(会員制で常時受付中)。その活動報告をレポートしています。

第224回「六甲 長峰山(688m)登山」報告(3月例会 )(18期郷原さん)

1.日時 2025年 3月20日(木・春分の日)  天候 晴れ

2.参加者  8名(荒木、太田L、郷原、瀬崎、林、中山、森、若狭)

3.コースタイム

阪急六甲駅 9:43→(バス)→10:00六甲ケーブル下→登山口10:20→12:00長峰山山頂(天狗塚)昼食、休憩12:35→杣谷峠→13:25穂高湖→シェール槍→穂高湖→(アゴニ―坂)→15:20摩耶ロープウエイ山上駅→(摩耶ロ=プウエイ)→(摩耶ケーブル)→15:50摩耶ケーブル下→(バス)→16:20阪急六甲駅

歩行距離 約6Km。歩行時間約5時間(休憩含む) 

4.報告

長峰山登山計画は、今迄天候に恵まれず三度も中止となっていて、本日晴れ、やっと叶った。

阪急六甲駅に8人が集合し、先ずバスで六甲ケーブル下へ。

若かりし頃は六甲駅から徒歩で登ったものと懐かしむ。

ケーブル下から、登山口までの案内標識もなく、わかりにくいが、下見確認した太田リーダーの案内で住宅地を通り登山口に着く。

準備体操後、登山開始。

直ぐに山道、急坂が続くので休憩を取りながら登っていく。進んでいくと、道脇や山道に昨日の降雪による残雪あり。更に進み、急坂の登りが一段落したころ、なだらかな道となり、長峰山頂の標識を見てほっとする。登山口から2時間だった。長峰山頂、別名天狗塚とも呼ばれる巨岩に腰を下ろしての360度の展望は絶景だったが、風が冷たく、直ぐに集合写真を撮り、風を避けて、岩陰で昼食を摂った。

休憩後、急な坂道を下山開始。アップダウンを何回か繰り返し、50分程で杣谷(そまたに)峠に、近くの、穂高湖迄行く。ここに、リュックを残して5人がシェール槍登りに行く。山頂(643m)で写真を撮り、引き返して、全員合流して、アゴニ―坂に向かう。がれきの急坂を登り、天上寺の横を通りすぎ、掬星台のロープウエイ山上駅に到着した。

昨日まで休業していた、ロープウエイに乗り5分、虹の駅でケーブルに乗継ぎ5分、ケーブル下駅に着く。そこからバスで六甲駅に着き、帰路に着いた。

歩行距離約6kmだったが、タフなコースだった。無事走破できたことを喜び、梅田で下山セットを楽しんだ。 

 

次回4月例会は、4月11日(金) 高見の郷の桜花見です。

 

長峰山登山.zip
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第223回「八幡山(272m)縦走」 報告(2月例会)(13期北岡さん)

1.日時 2025年2月23日(日) 天候 晴れ

2.参加者5名(荒木、郷原、瀬崎、中山、北岡L)

3.コースタイム

日牟禮八幡宮登山口10:05―山頂11:00ー展望館、村雲御所瑞龍寺、西の丸、北の丸ー縦走コーススタート12:00ー北之庄山12:00ー北虎の口展望台13:05ー最低鞍部、ヴォーリズ病院分岐13:15ー望西峰(愛称)、岩崎山13:30ー重要文化的景観展望台14:00ー百々神社14:45ゴール

 

4.報告

雪の影響で列車の遅れを心配したが5分程度だったので、JR近江八幡駅に集合した5名が予定通りの長命寺行き10:45発のバスに乗れた。
大杉町で下車。
まずは日牟禮八幡宮にお参りして直ぐ近くの登山口へ。
雪は靴が埋る程ではなく、雪解け水がたまっているところあり。頭上からばさばさ雪が落ちてくる。こんな時はレインウェアがよい。緩やかな上り坂を途中休憩をはさみながらゆっくり進む。
1時間弱でロープウェイ駅前に着く。
まず、展望資料館に上がり、雪化粧の近江八幡の町並みや例会で登った太郎坊山を正面に望み、左手に繖山を見る。館内は和傘の陳列で華やか。石段を登り村雲御所瑞龍寺を志納料を納めて入る。28才という若さで不運の死をとげさせられた秀次の菩提を弔うため実の母が建てた。此処は豊臣秀次の居城「八幡山城」の本丸があった場所。安土城が落城してから3年後に築かれた。石段を下って北側に進むと西の丸、北の丸跡広場。そこから琵琶湖越しに冠雪の比良山系を大パノラマで眺めるはずだったが生憎山頂は雲に覆われていて中腹から上は想像にまかせる。でも解放感はたっぷりである。目を西側に向けると近江富士三上山、北西に比叡山がくっきり遠望できた。
北の丸で早めの昼食を摂りアイゼンを装着し北方向に縦走路へ入る。
初めは緩やかな下りだがやがて急坂となり70m下ってまた、登り返し。頼り無いロープが張ってある箇所もあり、頼り過ぎず使う。陽射しがあり雪は弛み状態でアイゼンの裏に雪団子がくっつき歩き難い。緩やかな道になると尾根の左右に現れる琵琶湖とか西の湖方面の景色を眺めながらの歩きはこの縦走路の醍醐味だ。北之庄城址には旗が何本か立てられていて案内板(城内ルートマップ)も設置されていて石垣、土塁、掘等の遺構の中を歩けるようになっている。今は積雪も深そうで踏み込むのは怖い。城主は不明。ここで振り返ると村雲御所瑞龍寺の大家根が天空に羽を広げたように聳えている様が見映えよい。この少し先、北の虎口展望台からは北東方向の眺望がよいはずだが伊吹山、霊仙山は雲に隠れ残念、眼下の西の湖、その向こうの繖山の風景を見る。

所々急坂を下って最低鞍部194mに着く。岩崎山(通称、望西峰)278mへ急坂の登り返しが始まる。幸いに登山道は南向きで雪が溶けて地面が露出していて上り易く感じた。ピークに上がるとまた一面積雪の情景。ここからは百々神社に向かって下るのみ。距離はまだ長い。望西峰からの眺めは琵琶湖が目の前に迫り、比良山系も近づいてきた。長命寺港や長命寺山は直ぐそこという感じ。解放感溢れる景色を堪能する。また、道中ショウジョウバカマやオオイワカガミの群生地も示されているが今は深い雪の下に眠っている。これ迄通った所にもミツバツツジの群生地の看板があった。水郷展望台からは葦地、集落、農地、を中心とした円山、白王の水郷風景と西の湖の表情を四季折々にもっとも美しく展望できるとなっている。紅葉時期が良いとの事。また来たくなった。
更に下って14:45ゴールの百々神社に到着。ユースホステルバス停迄5分歩き15:10発のバスで近江八幡駅に戻る。
余談だが八幡山系の主な三つのビークの山名には公式、準公的山名、別名、地元の呼称、愛称がある。いかに地元民に愛されているが分かる。八幡山は公的には鶴翼山(かくよくさん)285.7m。別名、トノ(殿)山、船木山、日牟禮山、法華峰。北之庄山(通称)254m、別名、八王子山、八ッ岩、深谷山、鶴尾山。 岩崎山278m、別名、向山、ユアカキ山、ボンサン山、望西峰(ぼうせいほう)ー八幡山縦走コースの愛称で登山者に最も親しまれる呼称。山好き、城好きの方はこのコースをぜひ歩かれるとよい。

寒波襲来で、低山とはいえ、アイゼンを使う冬山登山ができて、皆満足だった。                              

 

3月例会は、3月20日(木、祝日)六甲長峰山登山です。

案内は後日連絡しますので、参加宜しくお願いします。

(当初3月16日(日)でしたが、下山ルートの摩耶ケーブルが3月19日まで

 休業の為、20日に変更となっていますので、ご注意願います

 

近江八幡山縦走.zip
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第222回「大神神社、三輪山(467m)」登拝報告(1月例会)(瀬崎さん)

1.日時 2025年1月26日(日) 天候 晴れ

2.参加者 8名(荒木、池田、伊藤、太田、大谷、郷原、柳楽、瀬崎L)

3.コース:桜井駅(9:10)→大神神社(9:50)→三輪山登拝開始(10:50)→狭井神社に下山(13:20)→大神神社(昼食)→(13:50)→大神神社発(14:00)→JR三輪駅(14:30)解散

 

4.報告:

近鉄桜井駅に8名が集合

天気は風もなく快晴、桜井~天理を結ぶ青垣の山麓に続く古道のハイキングコース「山辺の道」を少し歩くと、仏教伝来の地に歌碑が有り、また、日本指折りの名仏と言われる「金谷の石仏」も有った。途中に茶店とか土産物を売っている小さな店が数か所、さらに20分程度歩くと「大神神社」に到着。大神神社は「神様と自然と人が一体となる神社」と表現される神秘的な神社で、ここで参拝を済ませ大神神社の摂社である狭井神社を参拝するが、今年は蛇年である事から、多くの参拝者で混雑していた。

 

今回、登拝組(5人)と一般組(3人)に別れて実施。

登拝組は、入山料¥300を払い、首にかけるタスキをもらい入山。間もなく緩やかな整備された道を歩くと、途中に休憩荷物置き小屋が有り、ここで少し休憩。ここからかなり勾配のきつい参道が頂上まで続く。登拝道は大変混雑していた。裸足の人や、小さい子供を背負って登拝する人もいた。

山頂には、奥津磐座(おくついわくら)があり、大物主大神が鎮まっているそうで、山自体の空気が大変清浄で、慎みと祈りの気持ちを持ち、お参りする事が出来た。

 *三輪山は、ご神体で撮影禁止の為、山中での写真は不可。

また、一般組は、近辺の摂社等にお参りした後、大神神社の休憩所で登拝組と合流し昼食。

昼食後は山野辺の道を「天理トレイルセンター」まで(5キロ強)を歩く予定でいたが、参拝者が多く山も混雑していて予定が遅れ、また、少し疲れも出ていた為、予定を変更し三輪神社の参道を通り,日本一大きい大鳥居(高さ32m、耐久年数1300年)をくぐり、JR三輪駅まで歩き解散する事とした。

下山後の楽しみの場所が、三輪駅近辺になく、有志で王寺駅近くで、今年の雲山会の発展を祈り乾杯した。 (瀬崎)

 

*次回、2月例会は、2月16日(日)近江八幡の八幡山です。

三輪山.zip
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第221回「六甲 お多福山(697m)」登山報告(12月例会)(18期郷原さん)

1.日時 2024年12月8日(日) 天候 晴れ後曇り(にわか雨あり)

2.参加者 13名(荒木、池田、北岡、大谷、郷原、瀬崎、高崎、中山、林、堀西、山下、太田L,森L)

3.コース: 阪急芦屋川駅バス停10:16→(バス)→10:30東お多福山登山口バス停→登山スタート10:40→10:55登山道入口→11:30山頂下広場(昼食休憩)12:10→12:20お多福山山頂(697m)12:30→13:00雨ヶ峠→13:45風吹岩→14:55滝の茶屋→15:20芦屋川駅

4.報告:

今季一番の寒気が来る予報だったが、晴れで風もなく良い登山日和。芦

屋川駅バス停に13名が集合。

バスにて15分程で東お多福登山口バス停へ。

準備を整え、登山開始。登山道入り口を過ぎ、左右分岐点を左側に進み、山道をゆっくり登る。枯葉が多く、足元を注意していたが、掬われて転ぶ人もでたが、幸いにケガもなく、皆、一層注意して登っていった。まもなく一気に眺望の広がった場所に到着。良い日和の下、眼下に大阪湾、阪神の町並み、生駒山等の眺望を楽しみながら、昼食を摂る。少しのんびりした後、山頂に向かう。10分程で山頂へ、集合写真を撮ったあと、下山開始。

雨ケ峠では、まだ紅葉が美しく癒してくれた。ここで2名は別れて、土樋割峠経由で東お多福山登山口バス停へ。

残り11名は風吹岩に向かう。途中にわか雨が降り、大降りにならないよう祈りながら、進むと風吹岩に、名所であり、賑わっていた。ここには猪が昼間から出現していたが、今はいなかった。雨も止み、眺望を楽しんだ後、集合写真を撮り、高座の滝に向かい下るが、岩場の相当な難所が控えていた。慎重に足場を確保し、時間をかけて降りていく。タフな下り道でしたが、無事皆、高座の滝に着いた。すぐに芦屋川駅に、別れた2名と駅で合流し、梅田駅電車に乗り、忘年会会場に向かった。

5.忘年会

 会場:汐屋(阪急梅田駅近)  

 出席者;15名(荒木、池田、伊藤、太田(幹事)、大谷、大森、北岡、郷原、瀬崎、高崎、柳楽、林、堀西、山下、森)

 膝を傷め、リハビリ中の大森さん、新入会員の堀西さん、林さん、山下さんを交えて、大いに盛り上がった。

 今年の雲山会活動が事故もなく、無事できたこを喜びあい、来年も頑張ろうとの言葉で終了した。(記 郷原)

                                         

次回は、1月例会です。

    1月19日(日)

    三輪山(467m)登山(登拝)

    集合時間等は、後日連絡します。

六甲 お多福山.zip
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第220回「箕面の大滝~勝尾寺」(11月例会)登山報告(瀬崎さん)

今回は、新たに2名参加があり、雲山会に入会して頂きました。

林さんは、10月26日の関西久徴会総会の場で同じテーブルになり、入会の意思を示され、早速、本日の例会に参加されました。

関西久徴会会員の皆様、山歩きに関心ある人は、一度体験してみませんか。

新入会員 林 捷衛さん(15期、関西久徴会)

     山下 明美さん(中山さんの紹介)

お二人は雲山会に入会されましたので、今後の雲山会活動宜しくお願いします(18期 郷原 記

 

1.2024年11月17日(日) 天候 曇り

2.参加者 10名(荒木、池田、太田、郷原、高崎、中山、林、山下、若狭、瀬崎L)

3.コース:

阪急箕面駅スタート(9:40)→龍安寺10:00)→箕面大滝(10:50)→開成皇子の墓(11;50)→最勝ケ峰540m(11:55)→ビジネスセンター(12:05)→政の茶屋園地(12:10 (昼食休憩(12:40→勝尾寺(14:30)→勝尾寺参拝(15:30)→勝尾寺阪急バス(15:00)→箕面萱野駅着 解散(15:20)

4.報告:

9:30分に阪急箕面駅に、初参加者2名を含む10名が集合、天気を心配しながらスタート。

箕面川沿いに舗装された道路を歩くが、残念ながらもみじの紅葉には少し早く、産物街を見ながら約50で箕面大滝に到着。豪快な33mの大滝をバックに集合写真を撮影。

ここからコンクリート道を少し歩き、昔、西国33番札所への外院屋根が参詣道として使われていた勝尾寺に向けて東海自然歩道を歩く。

参詣道は急坂や、石段、ゆるやかな登り下りが数か所あり、休憩を取りながら登る。途中休憩ポイントの広場には方位版があり、古くから親しまれている信仰の山、最勝ケ峰の山頂で、勝尾寺を開いた開成皇子の墓(光仁天皇の皇子)。ここから40程下り、政の茶屋園地(箕面ビジネスセンター)に到着。ここで昼食休憩。

昼食休憩後、西国33札所の勝尾寺に向けて、再び勾配がきつい丸太の階段を上り下りし、裏口の獣避ゲート通り無事勝尾寺に到着。

勝尾寺は勝運祈願のダルマが至る所に並べられていた。

30程度勝尾寺を拝観した後(勝尾寺を拝観する場合、拝観料500円が必要だが、私達は裏口から下山して入った為未払いなので、係員に聞いたところ、「結構です」との返事(登山者は山に登り参拝していて頂いているので料金は結構です、との返事)

お寺前発の阪急バスで、地下鉄箕面萱野駅に到着(3:30分)。

近くで、全員の無事をねぎらい軽く乾杯し帰路に就いた。 (瀬崎 記)

 

次回は、12月例会です。

    12月8日(日)

    六甲 東お多福山登山

    下山後、忘年会を行います。

    集合時間等は、後日連絡します。

箕面の大滝~勝尾寺.zip
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